2017年から、しょうゆを手作りしています!
皆さんは、しょうゆ作りをしてみたいと思ったことはありませんか?
実際に手作りしている人たちに出会って、実現可能なんだ!と知った時の感動は、今でも忘れられません。
初心者でもはじめやすい方法の紹介と、しょうゆのできるまでをお伝えしていきたいと思います。
しょうゆの原料
大豆・小麦(玄麦)・水・塩・種菌です。
しょうゆを知る・手作りする〜オススメの本
しょうゆのできるまで、歴史、作り方を分かりやすく説明してくれているオススメの1冊です!
麹の作り方については、各工程ごと写真が掲載されていて、とても見やすくて分かりやすいです!
初めて麹を自分で仕込んだときは、この絵本を参考にしました。
しょうゆの作り方 超簡単ざっくり説明
麹を塩→水の順で混ぜて、1年間もろみを管理した後、搾る。
※長期保存する場合は、搾った後に火入れを行う。
以上です!
あれ?思った以上に簡単でしたか?
麹を購入して作るのであれば、みそよりも手軽に作ることができます。
原料を栽培する、麹を自分で作る、大量の醤油を自分たちで搾ると工程が増えていきます。
しょうゆ作りの大事なポイント3つ
お師匠さんから、教えて頂きました。
1に麹 (麹の質が左右します)
2に櫂(もろみの管理)
3に搾り
初心者にオススメ!手作りしょうゆのはじめ方
麹を購入して、仕込む方法をオススメします。
私も、麹を作るようになる前は、注文しました!
しょうゆを作るためのおすすめの麹はコチラ↓
treepさんの手作りしょうゆキット(出来上がり3,6ℓ)
※国産の原料を使用した麹を仕込んでいます。
「手作りしょうゆキット」で検索すると、他のキットも色々出てきます!
麹が届いたら、塩とよく混ぜます。
それから、水を加えてさらによく混ぜます。
自分で麹から仕込む方法
麹の仕込みは3泊4日の工程で仕込みます。
1日目、7時過ぎからスタートすると、4日目の午前中までかかります。
1時間に1回、麹の検温を行い、様子を見ながら育てていきます。
- 事前準備(小麦の焙煎・小麦の挽き割り・大豆の浸水・道具準備)
- 仕込み 1日目 (豆を茹でる・種付け・引き込み・保温)
- 仕込み 2日目 (1番手入れ・2番手入れ)
- 仕込み 3日目
- 仕込み 4日目(出麹・塩きり・水入れ・片付け)
これから少しずつ、記事にしていきます!
もろみの管理
天地返し(もろみをよく混ぜる)
回数の目安
塩きり&水入れした日から
- 翌日
- 3日目✖️2回
- 1週間後
- 2週間後
- 1ヶ月後(その後は、月に1回)
1月1日に仕込んだ場合、
1回目 1月2日
2回目 1月5日
3回目 1月8日
4回目 1月15日
5回目 1月29日(その後は、毎月月末。多少の前後はOK)
冬の間は、涼しいところに置いて、春になったら、陽にあてます。
夏の間は、ビニルハウスの中など、高温になる場所で保管して、発酵をすすめます。
搾りと火入れ
【少量の場合】
少量の場合は、さらしなどにもろみを包んで、ぎゅっと搾ります。
搾った後のもろみも、調理に使うことができます。
【大量の場合】
大量に搾るためには、槽(ふね)という道具が必要です。
また、搾るための技術も必要です。
自分で搾ることができない時は、できる方を見つけて、お願いをすることになります。
上記の条件をクリアしてから、大量に仕込んで下さいね。
私は、槽を持っていて、搾る技術をもった方にお願いして搾って頂いています。
搾っただけのお醤油は、「生醤油」です。
搾った醤油を火にかけます。火入れをすることで、長持ちします。
滓引き(おりびき)と瓶詰め
火入れをしてから、1週間ほど容器に入れたまま置いておきます。
滓が沈澱します。滓と分けて瓶詰めします。
滓の入ったしょうゆは、煮物などに使います。
瓶詰めした後は、冷暗所で保管します。