しょうゆ

しょうゆを麹から手作りする〜事前準備〜

当日までにすること

材料を揃える
  • 小麦(玄麦)

    パンに使う強力小麦
    茶色の殻がついた状態の玄麦を使用します。
    お店では販売していないので、ネットで注文しました。
  • 大豆 
  • (湧水やカルキを一晩置いて飛ばした水を使用)
  • 種麹(しょうゆ用


    分量は、様々で、人によって異なるため、割愛します。
    書籍などを参照下さい。
道具を揃える
  • 電気毛布(少量で仕込む場合)/オイルヒーター(大量に仕込む場合:空間の温度を温める)
  • 木綿のさらし布や帆布
  • 糀を入れるトレイやバット
  • 温度計
  • 木製の蒸籠か鍋(豆を柔らかくする)
    ・蒸籠で蒸す際は、蒸し布を用意
  • お玉(アクをすくう)
  • ボール
  • ザル(豆の水を切る)
  • ビニル袋(細粒の玄麦と種菌を混ぜる時に使用)3枚
  • フライパン(玄麦を炒る)
  • 木じゃくし
  • フードプロセッサー/挽き割り機/コーヒーミル
  • 瓶(もろみを管理する)や樽

事前準備 小麦の焙煎

  • フライパンで焙煎します。
    (目安は、10粒水に浮かべた時、3粒浮かぶを目安にします)

    煎り始めると、小麦が膨らんで、香ばしい香りがしてきます。

    弱火〜中火で焙煎し、焦げないように気をつけます。

左が焙煎前 右が焙煎後

焙煎前の玄麦

フライパンで焙煎する。

焙煎が進むとポンポンと弾けてきます。

香ばしい匂いもしてきます。

水に浮かべて、焙煎具合を確認 10粒入れて、3粒浮かぶくらいが目安 

焙煎すると、軽くなります。

焙煎した玄麦

前日 大豆の下準備

・大豆を2〜3回洗う

・水に浸す(24時間)

豆が給水するので、豆より10センチほど多く水を張ります。

小麦の挽き割り(前日か当日)

・大豆を茹でて(蒸して)いる間に行うか、前日に挽いておきます。

・焙煎した玄麦が冷めたら、挽きます。

・粗挽きと粉状と両方必要です。

・フードプロセッサーがなかったので、コーヒーミルで挽きました。

・コーヒーミルは、細粒を作るのに最適でした。
※コーヒー豆と混ざるので、事前に掃除してから使用しましょう。

コーヒーミルで挽いた玄麦

・すり鉢で潰すことで、大きな粒を用意します。

硬くて挽く作業が大変でした。

手動の挽き割り機

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