1番手入れと2番手入れという、重要な工程のある日です。
2番手入れが終わるまでは、豆に麹の温度を測ったり、様子をみていきます。
ポイント
- 1番手入れ前〜2番手入れ後までは、1時間おきにしっかりと検温する。
- 箱が複数ある時は、1箱ずつ検温する。
- 温度が38度以になった箱から手入れを行う。
麹の管理
保温を続けます。
午前1時頃
5時頃
1時間おきの検温を続けます。
8:00ごろ 一番手入れ
保温を続けると、品温(麹)の温度が上がってきます。
品温が38度〜45度になったら、麹のかたまりを手でほぐします(1番手入れ)
小麦と大豆が均一になるように混ぜます。
一旦、温度が下がりますが、問題ありません。
45度を超えると、納豆菌にとって心地良い温度になってしまいます。
高温になる前に、手入れをしましょう。
1番手入れが終わったら、布で覆わず上部をあけておきます。
再び、保温を続けます。
11:00ごろ 2番手入れ
一旦、温度が下がりますが、再び品温(麹の温度)が上昇してきます。
11:00頃
10:00頃
割ってみたところ
38〜45度になったら、もう一度麹をよく混ぜます。
1番手入れと同じように、かたまりをほぐしていきます。
引き続き、1時間おきに検温しながら、麹を育てていきます。
2番手入れ後の様子
13:00頃
15:00頃
20:00頃
仕込みのお供〜「風の谷のナウシカ」
麹の仕込みのお供は、全7巻からなる宮崎駿原作「風の谷のナウシカ」です!
スタジオジブリで映画化されているのは、7巻のうちの1巻の部分です。
菌のこと、自然界のこと、人間のことなど、見事に現代と重なる部分が多いです。
毎年、麹を仕込みながら、3回ほど読みます。
読むごとに、新しい発見があって、スルメのようなとってもおすすめの作品です。
【初心者向け】しょうゆのできるまで/作り方を解説
2017年から、しょうゆを手作りしています!
皆さんは、しょうゆ作りをしてみたいと思ったことはありませんか?
実際...
しょうゆを麹から手作りする〜仕込み1日目〜種付け/引き込み
この記事で分かること
●1日目の仕込みでやること
●各工程ごとのポイント
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