脱穀が終わった後、使いっぱなしにはしません。
必ず、掃除をしています。どんなに、空回しで稼働させても、中には小麦が残っています。
秋にお米を脱穀するときに、玄麦も一緒に出てきてしまうからです。
そして、ネズミの巣にもなりかねません。
そこで、今回は掃除の様子をお伝えします!
掃除を始める前に、必ずすること!!
◆エンジンを停止させること。
当たり前のことですが、脱穀中に掃除するとき、停止させずに行うと、怪我をする恐れがあります。
必ず、停止してから、はじめましょう。
藁や粒を取り除く
◆用意するもの
・ドライバー、スパナ、レンチなど(掃除するために、必要な個所をあけるための道具)
・ネジを入れておく入れ物
・ブロワー(あれば)
ネジを回して、あけられるところを全て外します。
※ネジは、まとめて入れ物にいれておくとよいです。
地面に落とすと(特に草のはえているところ)、永久に行方不明になるか、見つけるために時間を費やすことになります。
※ネジ山がつぶれないように、無理やりまわすことは、避けましょう。
ネジ山がプラスとマイナスドライバーの両方に対応しているナットに変えるのもおすすめです。
↑藁を送り出す部分。
藁が詰まっていると、途中で止まる原因にもつながります。
↑蓋をあけたところ。足踏み脱穀機のドラム部分とにた形をしています。
ありとあらゆる部分から手をいれて藁や玄麦を取り除いていきます。
ブロワーがある場合は、よりたくさんの玄麦を取り除くことができます。
掃除後にすること
◆脱穀機を納屋など保管場所に移動させてたら、燃料を抜きましょう。
次に使うまで、期間があるときは、燃料の劣化を防ぐために行います。
◆燃料コックをオフ(もしくは”止”にする)
最後に
使い終わったあと、しっかりと掃除を行うことで、次に使うときにスムーズにスタートできます。
異常を感じたら、修理もしておきましょう。シーズン中に修理に出すと、混んでいることがあります。
実際に使う1~2週間以上前に、動作確認することもおすすめです。
もし、機械の具合が悪い場合は、修理に出し当日に使えるようにしておきます。