田んぼ

手植えの田植え〜田んぼで苗を育てる方法〜

田んぼに畝を作って種をまく方法
お米さん

自分で苗から育ててみたいな!どんなやり方があるのだろう

この記事でわかること
  • 今まで試した苗づくりの方法
  • 手植えにオススメの田んぼで苗を育てる方法〜準備と手順
  • 苗の管理方法
  • 苗づくりで気をつけること

今まで試した方法

  1. 苗用の箱+ハウスで育てる(機械植え向き)

    一番長く、実践した方法です。

    1〜2本植えをする際、機械上と異なって、丈夫な太くて大きな苗を育てる必要があります。

    箱で育てるよりも、田んぼで育てた方が立派な苗になったので、辞めました。

    ※あくまでも、私の場合です。
  2. 苗用の箱に種まき+田んぼに作った畝の上で管理(機械植え向き)

    ※周りで苗を自分で作っている方だと、一番多い方法です。
  3. 田んぼに畝を作る+ジョウロで水やり

    ジョウロでの水やりが大変だったので、1年で辞めました。
  4. 田んぼに水入れ→荒くり→代かき→畝作る

    ※管理機がなく、トラクターで狭いスペースでの荒くりと代かきが大変だったので、1年でやめました。

    ※畝作りが大変でした。

    ※近所のおじいちゃんが、昔やっていた方法です。
    農機具のない時代は、馬を使って(70歳以上の方は、子供の頃に経験あり)耕していたそうです。
  5. 田んぼに畝を作る+田んぼに水入れて管理

    一番上手くできて、楽なので今年も継続します!

機械で植える場合 ①②の方法

機械に苗用の箱をセットするので①か②の方法で育てます。

①苗用の箱(もしくは、苗用ポット)に種まき+ハウスで育てる

②苗用の箱(もしくは苗用ポット)に種まき+田んぼに作った上の上に並べて管理

④田んぼに水入れ→荒くり→代かき→畝作る→種まきの方法

※⑤の方法の方が、簡単だったので、現在は行っていません

理由は、以下の通りです。

・一部だけ、荒くり代かきするのは大変でした。

・代かきしてから畝を作るのが大変でした。

畝を作ったところ手前が本の少し高くなってしまいました。

頭が出た部分がひび割れてしまいました。

作った畝の上に、種をまく

この時は、試しに苗用の箱にも種を蒔いて、畝の上に並べて育てました。

写真奥の黒い箱が苗用の箱です。

田んぼに畝を作る+田んぼに水入れて管理

昨年から実施している方法です。

準備するもの

  • 紐や水糸(畝を作る場所を決める)
  • くわ
  • レーキ(なくてもOKです。畝を平にならす)
  • 樹脂ポールかアーチ状のポール(トンネルを作る)
  • 防虫ネット(鳥や鹿の食害リスクがある場合)
  • 不織布か寒冷紗(寒さよけ)
  • ビニル(穴あきがオススメ)

手順

①トラクターをかけて、畝を作ります

まずは、場所を決めます。

今回は、水口(水が入るところ)に近くて、端を選びました。

代かきを前日に行うため、邪魔にならない場所を選ぶと良いです。

直角の板を使用して、簡易的に垂直を取りました。

糸を張って、畝を作る場所を決めます。

畝の完成!!

ポイントは、平にすること

種をまく

田植え日から逆算して、5-6週間前に種をまいています。

1週間で1葉出て、理想の5.5葉で田植えをするためです。

畝ができたら、芽出しした種籾をまきます。

種と種がくっつかないように、まきます。

種籾をまいたら、隠れる程度に土をかけます。

管理方法

毎朝、水を入れます。

水路の状況にもよりますが、私の場合は5~10分で、水が入りました。

防虫ネット(鳥と鹿よけ)+不織布+穴あきビニルの3重トンネル

日中は、ネットだけにします。

気温が上がる前に、トンネルを開けないと高温になって、苗が焼けることがあります。

夕方に、トンネルを閉めます。

夜の冷えがなくなったら、不織布と穴あきビニルを外します。

 芽が出てきました!!

田植え前日の苗とりの時に、5.5葉を目指して、立派な苗を育てていきます。

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