台風の季節になってきました。
にんじんさん
台風が来るみたい!農作物が心配。。。事前にできることは、ないかな。
台風が近づいてくるときに、行っている対策をご紹介します。
この記事で分かること
- 畑の対策
- 田んぼの対策
- 対策時の注意点
農作物への被害を少しでも減らす助けになると幸いです。
※台風か来てから行うのは危険なので、雨が降り出すまでに終わらせましょう。
畑
- 野菜の収穫
- 補強
- 縛る
①野菜の収穫(強風、強雨対策)
強い雨や風にあたると、野菜が傷んでしまいます。収穫できるものは、先に採っておきます。
トマトは、雨にあたるとヒビが入るので、色がついているものは、収穫していきます。
ナスは、強風で枝にこすれると、皮に傷がついてしまいます。
②補強(強風対策)
・ネットに這わせて育てている野菜は、支柱ごとたおれないように、本数を増やして補強します。
・トンネルがある場合は、バンドや杭を増やして、飛ばされないように強化する
③縛る(強風 対策)
強風にあおられて、野菜が折れないように、支柱に縛り付けます。
(ナス、トマト、ピーマン、ししとう、唐辛子など)
・その他
・畑の排水をスムーズにするため、溝を切っておく
田んぼ
- 排水(大雨対策)
- 補強(はざかけしている場合 強風対策)
※雨が降り出してからの作業は、危険なのでやめましょう
①排水(大雨対策)
・予報の総雨量が、田んぼのキャパを超える場合、排水させます。
・稲刈りが近い場合は、水がたまらないように水口をあけて排水させます。
・天日干し中:刈り口がぬれないように、シートをかけます(稲刈りした日に、行っています)
②補強(強風対策)
・はざかけして天日干し中の場合、稲束をつるしている棒が、倒れないように、補強します。
・ハザかけシートも風で飛ばされないように、厳重にしばります。
その他
- ハウスを閉める(扉や両サイドが空いていると、強風で飛ばされる原因になります)
- 飛ばされそうなものをしまったり、おさえたりする(袋、シート類)
- 台風の影響で出荷できなくなりそうなときは、納品先への連絡